今年は天候に悩まされる年でしたが、なんとか無事に稲刈り終わりました。
ここ数年、夏が一ヶ月くらい長くなっているんじゃないかと思ってしまいます。
昔(十数年前)は9月の朝晩の仕事時は少し肌寒いくらいで長袖を着て仕事してましたが
今はTシャツで汗だくになりながら仕事してます💦
コンバイン(稲を収穫する機械)作業の時は秋の涼しい空気の中、稲刈りを
を行っていましたが、こちらも汗だくで作業です💦
とにかく秋が短くなってしまった感じがします。
今回はその稲刈り終わりの秋に行う作業を紹介します。
【秋耕起】
秋の稲刈りが終わった後に田んぼを、トラクターで耕す作業です。
この作業は来年のための作業になります。
稲刈り終わりの田んぼは稲のワラが土の上に被さっている状態です。
そのワラを土と混ぜて、微生物の分解作業のお手伝いをする意味で行います。
ひろた農園ではこの作業を2回~3回行います。
数回行うことで確実にワラをすき込む事ができ、微生物も容易に分解出来ます。
しかし、ただ連続で行えば良いという訳ではありません。
1回耕したら次は天候気温によりますが15日~25日おいてから2回目を耕します。
これは微生物の分解作業に時間がかかるためです。
そして仕上げの3回目です。1回目と比べるとワラの量が全然違うのがわかりますね。
こうしておけば来年の気温が上がった時にワラはほとんど分解されているので
微生物の分解によるガスの発生を抑えて、根の健康状態が保たれます。
人間も植物もガス抜きが必要なんですね😅