来年の肥料作りの為に
今年もくん炭作りから始めました。
くん炭は籾殻を焼いて作る天然有機資材です。
効果は土壌の改良剤としてとても重宝します。
水持ちが良く水はけが良い土、という矛盾に聞こえるような
土になります。
水持ちが良いとは、土が持てる水の量が多いと言うことです。
砂を想像してもらえればいいと思います。
砂は水の吸収はいいですが、日に当たるとすぐに乾いてさらさらになります。
水持ちがいい土は乾いても内部に水を放さずに持っておけます。
水はけが良い土とは、いつまでも水が溜まっていない土を言います。
いつまでも同じ水が溜まっていると、水も腐ってしまいます。
そうなると作物に悪い影響を及ぼします。
水はいつまでも溜まっていないが、水持ちは良いとはそういう意味なのです。
また土作りは今年入れて劇的に変わるものではありません。
何年もかけて土を育てて行く作業なのです。
なので毎年欠かせない作業の一つです。
土が良ければ根が良く伸び、根が伸びれば茎が太くなり、
茎が太くなれば葉が丈夫になり、葉が丈夫になれば害虫、病気につよくなり
いらない農薬を散布しなくてすみます。
農薬を散布しなければ人や自然に優し作物を作ることが出来るのです。